見直した方が良い生活習慣とかあるの??
経験者の意見を聞いてみたいな。
本記事では、小学校受験に失敗する原因となる10の悪習慣を筆者の実体験ベースでお話します。
この記事を書いている筆者は2児の父親で、通信教育と市販のワークを中心とした家庭学習のみで長男が私立小学校に合格しました。
妻 小学校受験したいけど家庭でやる通信教育ってどうなのかな。 通信教育だけで合格できるのかな? どの教材を選べばいいのかも教えて欲しいな? この記事を書いている筆者は2児の父親で、通信教育と市販のワークを中心とし[…]
小学校受験って、子供がなかなか思うように勉強してくれないし、失敗したらどうしよう・・と不安が尽きないですよね。
私もまったく無知の状態から小学校受験の情報収集や準備を行ってきた為、毎日不安だらけでした。
小学校受験を意識しだした頃の私たちは、生活習慣が悪いせいか、子供の勉強もあまり進みませんでした。
「このままではいけない!」と思い、生活習慣を改善していった結果、子供の勉強も順調に進んだ経験があります。
そして長男の受験を終えた今、小学校受験を失敗しない為には毎日の生活習慣がとっても大切!だと感じました。
本記事では、あなたが小学校受験で失敗しないように、我が家がおこなってしまっていた小学校受験に失敗する原因となる10の悪習慣とその対策をお話します。
この記事を読むことで、小学校受験を制する為の生活習慣を見直すきっかけになるはずです。
少しでも参考になる部分があれば嬉しいです。
小学校受験に失敗する10の悪習慣【我が家の実体験】
私たちの実体験から、「こんな生活を続けていたら小学校受験は失敗してしまうな・・」と思う生活習慣を紹介します。
①生活リズムが不規則
②テレビが1日中つけっぱなし
③リビングに本棚がない
④朝食を毎日食べない
⑤父親が小学校受験に無関心
⑥子供の意志を確認しない
⑦子供を勉強で追い詰める
⑧夫婦で毎日話し合わない
⑨情報収集をしない
⑩机に向かって勉強できない
この辺りの項目は、実は小学校受験を意識する前の我が家の状態です^^;
子供の将来の為、「このままではいけない!」と思い、小学校受験の準備をしていく中でこのような悪習慣を改善させました。
その結果、生活リズムや子供の学習習慣が改善され、長男が無事に合格することができました。
是非参考にしてみて下さい。
生活リズムが不規則
親も子も生活リズムが不規則だと、良いことがありませんでした。
✔ 親子ですれ違いが起こる
✔ 朝の時間が有効に使えない
✔ 親がだらけると子もだらける
土日は夜更かし→起きるのが遅いパターンが多かったです。
このままではマズいと思い、改心!
親:23時に寝る→6時に起きる
朝食後は、脳が元気で活性化している状態なので、勉強の理解度もアップするのでオススメです。
テレビが1日中つけっぱなし
テレビに関してはなるべくはつけないようにかなり気を使っていました・・。
テレビがつけっぱなしの状態だと我が家では、
✔ 子供の勉強時間が奪われる
✔ 食事中などの親子の会話が生まれない
といった弊害があったため、「このままではやばい」と思い、意識的にテレビを見る時間を削りました。
我が家では、朝にニュースとNHK教育テレビを見る以外は殆どテレビを封印することにしました。
バラエティ番組が大好きでついつい見てしまうんですよね・・。
親がテレビを見ない生活になれば子供も徐々に慣れていき、最終的には見なくなります。
テレビを消すだけで、私は見える景色が変わりました。
✔ 親も子も本や学習に興味がわくようになった
今までの無駄な時間はなんだったんだろう・・、もっと早く気付いておけばよかったと今では思っています。
「テレビがつけっぱなし」という方は意識してみると違った世界が見えくるのでオススメです。
と、いっても息抜きは大切!
私もドラえもんの映画がやるときなどはイベント感覚で家族で一緒に楽しんでます。
リビングに本棚がない
家の中、特にリビングには本棚を置いておいた方が、経験上、親にも子供にも良い影響がでます。
リビングに本棚がない頃は、子供が読書する習慣がつきませんでした。
このままではマズいとの思いから、リビングに本棚を設置し、子供用の絵本や図鑑と大人向けの本をごちゃまぜでいれておきました。
子供が好きなときにすぐに取り出して見れる環境を整えた結果、気付けば自然と気になる本を手に取って読んでいくようになりました。
一方で英語の本は反応がイマイチ・・。
朝食を毎日食べない
「朝食を食べない子」は学力が低い傾向にあります。
国立教育政策研究所による全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)によると、朝ごはんを毎日食べる子と食べない子ではテストの点数に明らかに差が出ています。
見事に差ができますね・・。
✔ ちゃんと朝ご飯が用意される家庭環境である
✔ 親子でコニュニケーションがとれる
✔ 朝食で脳が活性化され、朝の学習がはかどる
という家庭であることが予想されます。
もし、朝食を毎日とっていないならば改善することを推奨します。
私立小学校の場合は授業のレベルや周りのレベルも高いでしょうから、入学した後も大変になってしまいます。
個人的な経験からも、朝ごはんをちゃんと食べると、目が覚めて勉強や仕事のやる気も出るので、朝ごはんは必須ですね。
父親が小学校受験に無関心
当時の私は「本当に小学校受験するの?」程度の気持ちでした。
私立小学校って全国でもたった1%しか数がないと知って、「ま、普通に公立でいいよね」と正直思っていました。
(もしかして心の中でこう考えている父親は多いかも・・)
父親が無関心だと、一体感が出ずにモチベーションが下がって子供の学習意欲も低下、家族関係も悪化方向に行ってしまいます(経験済)。
ですが、ウチの場合は子供が「お勉強ががんばれる小学校が良い!」とやる気満々の様子。
「妻も子供もやる気になっているのに自分は何をやてるんだ、バカッ!」
と自分を奮い立たせ、そこからは全面協力、むしろ引っ張っていく存在に変身。
✔ 面接対策や情報収集
この辺りを定期的にチェックして本番までに仕上げていくようにしました。
やっぱり家族全員で一致団結して準備したり、あれこれ考えていくのが大事だと痛感。
父親が無関心はNGだと思います。
子供の意志を確認しない
小学校受験って親が決めるもの?子供が決めるもの?
私は基本は「親が決めるべきもの」だと思ってますが、「子供の意志もくみ入れるべき」と考えてます。
子供で将来の事を考えられるような深い思考ができる子は殆どいないと思います(もちろん私の子も同じ)が、子供ながらに考えていることもあるかもしれません。
我が家の場合は、
✔ 私立小学校はいっぱいお勉強できるところでみんな頭がいい
→どっちに行きたい??
と、割とストレートに聞いていました。
日を変えて何回聞いても「ぼく、おべんきょうできるようになりたい!」って答えてました。
子供の(強い)意志を確認するからこそ、「絶対に合格したい!」という気持ちも出てくると思います。
その気持ちが、家族の団結、行動、生活習慣にもつながっていき、家族全員で目標に進むことができるはずです。
子供を勉強で追い詰める
「勉強しなさい!」と子供にプレッシャーをかけて追い詰めていくのも良くありません。
でもこれじゃ全然ダメという事が分かりました。
そこで、
✔ 勉強することで待っている明るい未来
✔ 知る、理解することで自分に自信がつくこと
ちょっと漠然としていますが、このようなことを子供に日々伝え続け、更に
✔ 私は希望の部署に異動する為の勉強
というように、親が自ら「未来の為の勉強」を実践することで、子供の意識も向上させることに成功しました。
夫婦で毎日話し合わない
✔ 子供の勉強の進み具合はどうか
✔ スケジュールは順調か
✔ 子供は精神的に大丈夫か
などを毎日夫婦で話し合うことも大切だと感じてます。
一時期は、私が残業続きで帰りはいつも22時過ぎ、そして家族全員が寝ている、そんな生活が続いていました。
これが続くと、家庭内の雰囲気も悪くなりますし、子供の情報も入ってこないので、残業代が貰えるだけでそれ以外は良いことはありません。
家族との会話の時間は家族関係を円滑にしてくれるのもありますし、学習のスケジュール管理にも役立ちます。
情報収集をしない
✔ 志望校のホームページをくまなくチェック
✔ 小学校受験全般の情報、勉強法
この辺りの情報収集でかなり受験準備はできました。
特に志望校の学校説明会はに必ず参加した方が良いです。
私の学校の説明会では、学校内の教室や設備の見学のほか、
「試験ではこんな能力を見ます」
(例えば1~15までは数えられるようにしてくださいとか)
という説明がありました。
この試験内容の説明はある学校とない学校があるようです。
ホームページの学校の理念や学習環境などもかなり読み込みました。
(これはほとんど面接対策です)
あとは、小学校受験全般の情報やそういった勉強法が良いかなどはかなり調べました。
インターネットなどでも良いのですが、書籍を読み込む方が知識や考え方が定着しやすいのでオススメです。
小学校受験に関する親が読んでおくべきオススメの本はこちらの記事で紹介しています。
是非参考にしてみて下さい。
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机に向かって勉強できない
子供がちゃんと机に向かって勉強できる”習慣”を身につけないと合格は難しいと感じました。
小学校受験の場合は、学力以外の要素(協調性や運動テスト)などもありますが、やっぱり学力も重要な要素です。
頑張って私立小学校・国立小学校に合格できたけど
✔ 「周りのレベルが高すぎてつらい」
となって、自信を失っていってしまうのは恐いですよね・・。
私の長男も小学校受験の準備を始めた当時はなかなか勉強する習慣がありませんでした。
そこで、手軽に始められる通信教育を試しに始めてみたところ、なかなか食いつきが良く、続けていくうちに勝手に勉強する習慣がつきました。
通信教育の良いところをあげると以下の通りです。
✔ 塾や幼児教室よりも圧倒的に安い
✔ 付録などの子供がハマる要素が多い
✔ タブレット学習教材もある
✔ 教材ごとのカリキュラムに沿って勉強できる
小学校受験に関するオススメの通信教材を下記の記事でまとめていますので、チェックしてみてください。
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こちらの年齢別に通信教材のオススメをまとめた記事も是非読んでみて下さい。
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そもそも子供が勉強しなくて困っている!という方はこちらの記事が参考になると思います。
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小学校受験に失敗しても家族は確実に成長
それまでの経験は今後の財産になる
私が思っていることは、「たとえ小学校受験で失敗してもそれまでの経験は無駄にならない」ということです。
✔ 深くなった家族の絆
✔ 改善した生活習慣
✔ 身についた学習習慣や知識
これらは今後生きていく上で全て役に立つと考えています。
特にこれまでに説明した「生活習慣の劇的な改善」や「子供にちゃんと学習習慣が身についた事」は見える世界が変わった気がして、それだけ貴重な体験ができたのかなと思います。
私も長男は無事に合格できましたが、長女の方はどうなるのか分かりません。
たとえ小学校受験に失敗してもそれまでの事は無駄にはならないと考えて日々を過ごしています。
中学受験で挽回するのも良い
正直我が家でも小学校受験にするか中学受験にするか最後の最後まで悩んでました。
小学校受験が成功しても失敗しても、中学受験はするつもりでしたので、「最悪、失敗してもいいか」ぐらいの気持ちでもよいかなと思っていました。
我が家の場合は、「エスカレーター式の学校に早く入学して楽したい」みたいな気持ちではなく、
✔ 小さい頃から学習習慣をつける
✔ 子供に自信をつける
既に、受験の準備をしていく中でこういった目的はある程度達成しているのですから、小学校受験に失敗しても将来プランが崩れることはありません。
失敗した経験は必ず活かせます。
公立小の場合でも、
✔ いろんな人がいる中で揉まれて強くなる
✔ 教育資金に余裕ができる為、塾や家庭学習を強化できる
といったメリットもありますからね。
母親 小学校受験をするかどうか迷ってます。 小学校受験をするメリット・デメリットって何があるのかな? 本記事では、小学校受験をするメリット・デメリットについてお受験パパである筆者が説明します。 この記事を書い[…]
ご家庭によって、様々な将来プランがあるかと思いますが、少しでも参考になる考え方があれば嬉しいです。
今年は長女が受験です。コロナで先が読めない状況ですが、受験される方、一緒に頑張りましょう!
小学校受験に失敗する親子の生活習慣10選まとめ
本記事では、小学校受験をした私の実体験から、「こんな生活を続けていたら小学校受験は失敗してしまうな・・」と思う生活習慣を紹介しました。
結論は以下の通りです。
①生活リズムが不規則
②テレビが1日中つけっぱなし
③リビングに本棚がない
④朝食を毎日食べない
⑤父親が小学校受験に無関心
⑥子供の意志を確認しない
⑦子供を勉強で追い詰める
⑧夫婦で毎日話し合わない
⑨情報収集をしない
⑩机に向かって勉強できない
我が家では以前はこんな状態でしたが、これらの項目を一つ一つ改善していった結果、家族全員の生活習慣が改善され、長男の合格を無事に勝ち取ることが出来ました。
私たちもこれから長女の小学校受験を控えている為、引き続き頑張っていきたいと思います。
これが全て正解であるかは分かりませんが、一つの例として少しでも参考になれば嬉しく思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。