年中の子どもがいるけど、まだ何も勉強させてない・・。
そろそろ勉強させないといけないかなと思って焦ってきた。
気軽に始められる通信教育を比較検討してみたいな・・。
この記事では2児の父親であり、通信教育のみで長男を私立小学校に合格させた筆者が、まなびwithとZ会幼児コースを年長長女に実際に受講させて比較してみました。
妻 幼児教材っていっぱいあってどれにしようか迷っちゃうね><。 教材選びのポイントと私たちに合ったオススメ教材を教えて欲しいなぁ・・。 という方に参考になる記事です。 この記事では幼児向けの教材の選ぶポイントやお[…]
この記事を読んでいるあなたはきっと教育にすごく力を入れている方だと思います。
なぜならまなびwithとZ会という、それほどメジャーではない教材で最終的に迷っているから・・。
普通の人であれば、より有名なこどもちゃれんじやスマイルゼミでサクッと決めてしまうことが多いですよね。
この比較記事まで見にきてくれているということは相当迷っていると思います。
まなびwithとZ会は似た部分もありますが、違いは割とはっきりしており、どういった力を伸ばしたいかで選ぶ道が変わってきます。
逆によく分からずに申し込んじゃって失敗してしまうのもお金がもったいないし嫌ですよね・・。
そんなあなたの為にも、この記事ではまなびwithとZ会幼児コースの違いについて実際に同時に受講した私がその違いや長女の反応を詳しく説明します。
ちなみにZ会なら1カ月からの受講が可能です(まなびwithは最低3ヶ月から)。
出典:Z会幼児コース
月2,000円程度なので、もし「急いでいる」という方は思い切って受講してみるのも一応ありです。
・・が、ちょっとオススメできない理由もあったり・・、この辺りはZ会はうまく考えているな~と思ってます(後ほど解説します・・)。
この記事を読むことで、あなたの子供にどちらの教材が向いているのかを判断できるきっかけになると思います。
ちなみに我が家で選んだのは
✔ 机に座ってしっかり学習習慣がつくれる
✔ デジタル教材とのバランスも良い
こんな教材である「まなびwith」。
一方で、Z会は
✔ 親の頑張りと子供の興味の度合いが重要
✔ ただし、ハマれば知識・思考は大きく伸びそう
こんな可能性を感じさせてくれる教材でしたが、まなびwithの方が子供の食いつきが良かったのでZ会は退会予定です(笑)。
我が家で出した結論としては以下の通りです。
比較項目 | 判定結果[我が家の場合] |
料金 | 同点 |
教材内容 | まなびwithが好き |
子供の反応 | まなびwithが好き |
入会プレゼント | まなびwithが好き |
まなびwith vs Z会 教材概要の比較
まずは、まなびwithとZ会の基本的な部分を比較しておきます。
教材名 | まなびwith | Z会 |
料金 | [年少]2,117円~ [年中]2,369円~ [年長]2,369円~ |
[年少]1,870円~ [年中]2,244円~ [年長]2,431円~ |
主な教材 | まなびブック デジタル教材 特別教材(年数回) |
かんがえるちからワーク ぺあぜっと 副教材(年数回) |
ワーク難易度 | 標準~やや難しい | 標準 |
特徴 | 基礎学習をしっかり 調べ学習で考える力をつける 学習習慣をつけたい人向け |
親子で取り組む体験教材 体験して興味関心の幅を広げる 才能を引き出したい人向け |
それぞれの違いとしてはこんな感じです。
✔ Z会は「ワーク」と「体験学習(ぺあぜっと)」をバランスよく組み合わせる
口コミ評判が気になる方は下記の記事を参考にしてみてください。
↓まなびwithの口コミ評判についてはこちら↓
母親 まなびwith(ウィズ)【幼児】の評判はどうなの?学習内容や料金・デメリットなども教えて欲しいな。 評判が良さそうなら検討してみようかな? この記事では数多くの幼児教材を駆使して長[…]
↓Z会の口コミ評判についてはこちら↓
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まなびwith vs Z会 学年別の料金比較
まずは気になる料金面を詳しく比較してみます。
通信教育の料金でよくあるパターンなのが、毎月払い・6か月払い・12カ月払いを選択することです。
これを年少・年中・年長で比較してみましょう。
<年少の料金体系> | まなびwith | Z会 |
毎月払い | 2,310円 | 2,200円 |
6ヶ月払い | 2,156円 | 2,090円 |
12ヶ月払い | 2,117円 | 1,870円 |
<年中の料金体系> | まなびwith | Z会 |
毎月払い | 2,585円 | 2,640円 |
6ヶ月払い | 2,412円 | 2,508円 |
12ヶ月払い | 2,369円 | 2,244円 |
<年長の料金体系> | まなびwith | Z会 |
毎月払い | 2,585円 | 2,860円 |
6ヶ月払い | 2,412円 | 2,717円 |
12ヶ月払い | 2,369円 | 2,431円 |
✔ 年中は12ヶ月払いならZ会が安い
✔ 年長はまなびwithが安い
Z会は1カ月から受講可能ですが、12カ月払いのお得さと比べると、すぐやめるのはもったいない気がして続けちゃうんですよね・・。
なかなか商売上手な戦略( ;∀;)
ちなみに12ヶ月払いで3年間受講した時の料金はこちらの通りで、Z会の方が3,720円安くなりました。
この2つであれば料金は気にせず、中身で決めましょう!
まなびwith vs Z会 教材比較
教材内容をもう少し深く比較して見ていきます。
教材名 | まなびwith | Z会 |
教材名 | まなびブック(ワーク) デジタル教材 |
かんがえるちからワーク ぺあぜっと |
ワークページ数 | 約64ページ ※図鑑、シール付き |
約48ページ |
ワークの科目 | もじ・ことば かず たいけん ちえ |
ことば かず かたち 論理 自然 生活 表現 |
その他 | ダウンロードプリントで復習 | ぺあぜっとシートによる添削(年中以降) |
まなびwith vs Z会 基本ワーク内容比較
科目の違いがあるように見えますが、実際にはまなびwithとZ会のワークで学ぶ内容には大差はありません。
まなびwithの「たいけん」では、Z会の自然や生活のようなものが出てきますし、まなびwithでも自由書いて表現力をつける問題もあったりします。
以下に年長の5月号の写真を参考にのせておきます。
<Z会かんがえるちからワークの問題>
かず、ことば以外にも様々なジャンルの問題を扱います。
<まなびwithまなびブックの問題>
Z会と似た問題構成で、自然、生活、表現力などもちゃんと入っています。
Z会よりもカラフルで子供受けしそうなデザイン。
まなびブックには図鑑の切り抜きやシールがついています。これも嬉しい仕様。
主観的な部分も入ってしまいますが、評価は下記の通りです。
学べる範囲 | まなびwith=Z会 |
デザイン・内容 | まなびwith>Z会 |
教材ボリューム | まなびwith>Z会 |
まなびwith | Z会 | |
年少 | ひらがなをよむ 1~10まで数える |
ひらがなをよむ 数、数字に親しむ |
年中 | ひらがなの読み書き 1~10まで書く |
ひらがなを書く 1~10まで数える |
年長 | カタカナの読み書き・短い文をつくる たし算・ひき算・時計の読み |
ひらがな・カタカナを書く 1~10までの足し算 |
まなびwith vs Z会 副教材の内容比較
ワーク以外の副教材について、内容を比較していきます。
まなびwithとZ会の特徴として、
✔ Z会・・・・・・ぺあぜっと
まなびwithは図鑑や知育ゲームなどのデジタルコンテンツが魅力
出典:まなびwith
まなびwithに入会している会員は、専用サイトから、小学館の図鑑が見放題となります。
図鑑が好きな子や、これから図鑑に興味を持ってほしい方はまなびwithが最適です。
私も好きでしたし、男の子はみんな図鑑が好きなはず。
✔ デジタル図鑑見放題で興味関心を広げる
✔ 知育ゲームで飽きさせない仕組み
Z会の魅力はぺあぜっと
Z会の特徴は毎月の教材についてくるぺあぜっと。
親子で取り組む課題が毎月10個ほどあり、工作や料理や生きもの観察、歌や踊りなど様々なテーマが用意されてます。
全部できたらすごい経験値が溜まりそう。
・なぜ?どうして?の理由を体験で感じ取れる
・親子で会話が生まれ、家庭が明るくなる
とにかく幼いうちは、いろんな体験をして、好奇心や考える力、勉強以外の知識を身につけよう、それが将来の力「あと伸び力」となるという考えのもと、作られた教材です。
✔ 実体験によって得られる大きな成長
子供に眠っている才能を引き出したいならZ会がオススメです。
まなびwith vs Z会 子供の反応で比較
我が家でもこの2つで
「どっちが良いんだろう・・、うーん分からん!」
と悩んでいました。
(お試し教材だけでは判断できず・・)
「もうよく分からないから両方やって後で一つ解約すればいいか!」
という結論になりました。
私があなたの犠牲(笑)となり、「両方申し込んでみて、年長の長女にやらせてみて反応をチェックしてみました。
ぜひぜひ参考にしてみて下さいね。
まなびwithをやってみた年長長女の反応は?
早速、届いた教材を娘に与えて反応をチェックしてみます。
色鉛筆もしっかり準備してやる気満々な様子!
まなぼうずのキャラとワークのカラフルなデザインが気にいったらしく、集中してもくもくと進めています。
親しみやすく、難易度も丁度良い感じで、食いつきは上々でした。
これを続けていけば学習習慣がしっかりつけられそう!
ワークボリュームは結構あったのですが、2~3日ほどで全部終わってしまいました。
Z会をやってみた年長長女の反応
さあ、同じようにZ会の教材を年長長女に与えてみて反応をチェックします。
さてどうなることか・・
入会プレゼントの時計を使ってお勉強中。
入会時のもらったひらがなだいすきワークや時計ワークに夢中で勉強してくれました。
まずまずの反応、しかし「かんがえるちからワーク」はデザインの問題なのか、反応はまなびブックほど良くはなく・・。
(女の子ってやっぱり見た目から入っちゃうのかな・・と思いつつ)
ぺあぜっとはテーマを選んでやりたいやつだけやってみるスタイルです。
こんな感じの遊び感があるものは「やりたい~」といって反応は上々です。
一方でこのテーマ、虫にはあまり興味がないようで、「え~、違うのがいい!」と言われてしまいました。
まなびwith vs Z会 入会プレゼントで実際に比較
入会時ってたくさんも和得るイメージがあるから比較しておきたい!
教材名 | まなびwith | Z会 |
年少 | まなぼうずお道具箱セット(※1) おしたくボード |
かたちであそぼう おえかきセット にこにこひらがなちょう |
年中 | まなぼうずお道具箱セット(※1) おしたくボード |
ぺあぜっとファイル イーマルまないた もちかたかんぺき!さんかくえんぴつ ひらがなだいすきワーク(※2) |
年長 | まなぼうずお道具箱セット(※1) おしたくボード |
ぺあぜっとファイル なかよしどけいセット ひらがなだいすきワーク(※2) |
【参考】資料請求時 | お試し教材 まなぼうすの絵本&DVD |
お試し教材(ワーク&ぺあぜっと) |
(※2)ひらがなだいすきワークの部分は入会月によってプレゼントが変動します
おしたくボードがいい感じで使えそう。
タングラムも結構うれしい。
12カ月払いにしなかったのでお道具箱はありません。
こどもが喜びそうなのは時計のおもちゃだけであとは、ワーク系が多かったです。
Z会は真面目な印象ですね~。
入会を検討している方は下記のキャンペーン記事を読んで内容をチェックしておきましょう。
↓まなびwithのキャンペーンについてはこちら↓
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ちなみに、我が家の長女はの受けが良かったのは「まなびwith」でした。
理由を聞いてみると、
✔ おもちゃがたくさんついていたからまなびwithが好き!
まなびwith vs Z会 デメリットで比較
まなびwithとZ会のデメリットについても知っておく必要があります。
数は少ないのですが、デメリットもいくつかありますので、紹介しておきます。
・「ちえ」の問題がもう少し欲しい
・デジタル教材を使いこなさないとコスパ悪い
まなびwithは「思考力」を育てる教材とうたっていますが、ワーク内の「ちえ」の問題はそんなに多くはなく、どちらかというとバランス型の教材です。
図鑑連動など利用して好奇心・思考力をつけていく教材で、ワーク自体はまんべんなく学べる内容となっています。
この辺りを勘違いしていると、「思った内容と違った」となるかもしれないので注意が必要です。
また、ワークだけやってデジタル教材をやらない方(あることを忘れてる)方にとっては、コスパが悪いです。
せっかく会員になるのですから、デジタル教材もしっかり使わせて貰いましょう。
・親の時間がないと効果が薄い
・ぺあぜっとシートのやりとりが面倒に感じるかも
Z会はぺあぜっとを使って親子で体験学習を行うことで、あと伸び力を育てていく教材。
この親子の時間をしっかりとれない場合は、効果を発揮することは難しいです。
「土日も遊びを優先したいし、全然時間とれないよ~~」って方には向かないかなと思います。
また、専任の講師とぺあぜっとシートをやりとりするのが面倒になってくる方もいるようです。
これを楽しめないといけないのかなと思いますが、義務感でやってしまうと勿体ないですね。
この課題を全部こなせば子供の成長はかなり早くなるかと・・。
【結論】我が家は「まなびwith」を選択!子供の反応で決めよう。
我が家では最終的に「まなびwith」の方が合っているという結論に達しました。
結果はこんな感じです。
比較項目 | 判定結果[我が家の場合] |
料金 | 同点 |
教材内容 | まなびwithが好き |
子供の反応 | まなびwithが好き |
入会プレゼント | まなびwithが好き |
Z会の「ワーク+ぺあぜっと」もかなりポテンシャルを感じているのですが、我が家では子どもの反応が良かったまなびwithに決めることにします。
Z会は、もう少し様子見て解約する方向にしようかなぁ・・。
客観的な判断としては・・難しいのですが、「まなびwith」の方が良いと感じました。
✔ 机に座ってしっかり学習習慣がつくれる
✔ デジタル教材とのバランスも良い
万人受けする要素がたくさんあるので、選んでも失敗しない教材です。
一方で、Z会は
✔ 親の頑張りと子供の興味の度合いが重要
✔ ただし、ハマれば知識・思考は大きく伸びそう
こんな可能性を感じさせてくれる教材でした。
我が家の反応はこんな感じでしたが、
実際に入会検討する際は、まずは無料の資料請求で体験教材をゲットして子供の反応を確かめることで失敗することがなくなります。
是非、一度あなたのご家庭でも体験してみて下さい。
私の場合ですが、資料請求後の勧誘電話などは特にありませんでした。
年齢別で通信教材を検討している方はこちらの記事もオススメです。
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